【体験談】ニートを経験して初めてわかったこと

生活

ニートはクズ

世間ではこんな認識をされている気がします。

ニート生活って実際どうよ?

そんな疑問に経験者の私がニートになって初めてわかったことを教えます!

【前提】ニートの種類

ニートには大きく分けて2種類あると考えています。

  • ネガティブニート
  • ポジティブニート

前者は自分勝手なニートです。
「人と関わりたくない」、「働きたくない」、「一生パチンコ打ってたい」などが挙げられます。

こういった人は典型的なクズです。笑

一方、後者は攻めのニートです。
目の前の仕事よりも、自分の夢の追うための時間を作ることを優先するニートです。

私はややポジティブニートでした。笑

もともと好きだったIT業界に飛び込みたかったのですが、未経験で受け入れてくれるところが限られていたため、勉強時間確保のためにニートになる道を選びました。

ここから先の話はそんなややポジティブニートが実際に経験してわかった話をしていきます。

ニートになってわかったこと

飛んでいくお金

私の場合ニートになる前は50〜100万の貯金がありましたが、ニート生活が始まってから気づいたら半年で全てのお金を失っていました。しかも当時は実家暮らしです。

他の人から見たら「無駄遣いだろ?」とか「自業自得だろ?」とか思われるかもしれないのですが違うんです!!

それは固定費という悪魔の仕業でした。

私の場合、ただ生活しているだけで毎月以下の費用がかかりました。

  • 住民税(約15,000円)
  • 国民健康保険(約20,000円)
  • 国民年金(約17,000円)
  • 奨学金(約20,000円)
  • 月極の駐車場代(8,000円)

※太字部分は人によっては発生しない費用です。

合算するとなんと毎月8万円が飛んで行きます。豪遊していないにもかかわらずです!!

奨学金や駐車場の支払いがなくても毎月5万強がなくなります。

実家暮らしじゃなかったら家賃や生活費が加わるので考えただけで恐ろしいです…。

貯金に余裕がない状態でニートになることは、借金生活(もしくは生活保護)へのカウントダウンが始まるということをどうか知っておいてもらいたいです。

意味のない休日

ニートになったあと、ぜひ祝日にお友達と会ってみてください。

平等に同じ時間を過ごしていだけなのに、自動でお金が支払われる勝者と、支払われない敗者がいることに気付きます…。

特にゴールデンウィークなどの連休を迎えると最悪です。ニートにとっての休日や祝日は何のお得感もない、いつも通りの日常なのです。

ニート=遊びたい放題 ではない

ニートは常に暇、ニートは自由、ニートはノーストレス、ニートは自宅警備員。

ニートといえばこんなイメージを持つと思います。

「その日やることを自由に決められる」という意味ではたしかに自由です。

しかし、上記で述べたようにお金に余裕がないと心は自由じゃないんです!!

就職するために勉強する「教材費」、面接のために職場を往復する「交通費」。

それ以外にお金はかけられません。

いつお金がそこを尽きてゲームオーバーになるかなんてわかんないですから。

引きこもってゲームをしてるだけのニートは親がお金持ちなんだなと思います。

また、思ってるより友達と遊べません

当たり前ですが平日はみんな仕事。平日は遊ぶどころか、メッセージを送っても返信はは19時過ぎです。

人それぞれの考え方はあるかもしれませんが、少なくとも私が経験したニート生活は「自由」とは大きくかけ離れており、「孤独」と「不安」との闘いでした。

知っておくべき救いの制度

会社を退職し、もしニートになっても日本には手助けしてくれる素敵な制度があります!!

それが失業手当です。

一定の条件を満たしたときにもらえます。(条件の話をすると長くなるので、この場では割愛します。)

もらえる金額はその人の状態によってさまざまですが、当時の私の場合は約30万円もの大金をもらうことができました。

しかし、20代の若かりし私は知識がなく、気づいた時には既にもらうことができない状態でした。

失業手当はハローワークで自ら申請を行わない限り、支給されないのです!

失業手当を無事にもらうことができれば貯金の延命措置になり、少しは余裕ができるかもしれませんね!!

まとめ

今回は自分の経験談をもとに、ニートの知られざる生活を記事にしました。

ニート生活はとにかく貯金が減ることにビビっていて孤独です。

ニートになると決心したのなら計画をしっかりと立てて有意義なニート生活を送りましょう!!

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